Q.低糖質ダイエットの効果はどれくらいででますか?

A.糖質制限の効果を自覚するまでの期間は、それまでの食生活や体質により個人差が大きいのです。始めてからの数日間はほとんど体重に変化は見られません。ダイエットを成功させるうえでとても重要なのが最初の2週間で、これを「インダクション」といいます。この2週間が成功するか失敗するかのカギを握っていると言っても過言ではありません。

インダクションの2週間は糖質を徹底的にカットします。炭水化物、つまり白米や小麦粉を使用したパンやお菓子など糖質の高いものを食べてはいけません。また、根菜類やバナナなどの果物も糖分が高いですので食べないようにしましょう。この期間は非常に我慢が必要ですが、お肉などはたくさん食べても結構です。脂肪分は、脂肪の燃焼の手助けをしてくれます。

始めてから3~5日後には、のどが渇くなどの症状があらわれるようになります。これは体内の脂肪分が分解されているサインです。また、人によっては尿が臭うなどの症状が出ることがあるようです。体内の糖分が減少し始めると、必要なエネルギーを脂肪を分解することで補おうとします。糖質制限の脂肪燃焼効果はここにあるのです。

水分はこまめにとるようにしましょう。カフェインの含まれるコーヒーや紅茶などではなく、ハーブティーやミネラルウォーターが理想的です。我慢することで蓄積されるストレスをハーブティーで緩和させるなどの工夫をしてみましょう。
インダクション中に急激に減量してしまうと、めまいが起こることがあります。そんな時は、野菜ジュースなどで補うようにしましょう。特に食事前には水分を多めに取るといいでしょう。こうすることで満腹感を感じ、食事量を減らすことができます。

インダクションが終了すると「オンゴーイング」という期間に入ります。節制した糖分を少しずつ摂り、体の調子をととのえます。ご飯を食べるなら玄米がおすすめです。食べ過ぎてしまうとリバウンドの危険性がありますので、少しずつを心がけましょう。
この頃になると、糖質に対して味覚が敏感になっています。今まで当たり前のように食べていたごはんが、とても甘いと感じるようになるのです。それは、糖質制限が成功している証拠です。

約1か月後には、体重にも大きな変化がみられるでしょう。気をつけなければいけないのは、ダイエット後の解放感から食べ過ぎてしまうことです。終了後も低糖質を心がけ、体重を維持する努力を続けていきましょう。